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ぶんのいち通信
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寝違えを起こすのは猫背が原因!? その理由と対処法

2018.10.01

◇寝違えを起こすのは猫背が原因!? その理由と対処法◇

 

~夏の猛暑も終わり、秋の雰囲気が出てきたと思っていた矢先… 9月末には11月並みの気温まで下がったり、大型の台風が押し寄せたりと、まだまだ安定しない今年の秋口。

 

そんな時期に起こりやすいのが「寝違え」

寝違えにもその日のうちによくなる方もいれば、全く首が動かせなくなったり、症状の重いケースでは腕に痺れが出たり…

人によっては1か月に1回は寝違えを起こす!なんて人もいるぐらいです。

今回は寝違えについて、姿勢の観点から考えていきたいと思います。

 

 

1 寝違えとは?

 

朝目覚めたときに「あれっ?なんか首が痛い…」起き上がってみると首が回せない、動かすと痛みが増す、頭を支えているだけでも痛い…

このような症状は典型的な「寝違え」に当たります。

主に首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、ひどいケースでは背中まで関連した痛みや腕への痺れなどが確認されることもあります。

 

実は整形外科的な観点で検査や画像で確認しても寝違えの原因ととらえられるような変化・所見がないのが一般的なので、正確な原因はわかっていません。

 

その為、寝違えの判断としては、朝起きた時から痛みが出て首が動かせず、レントゲンなどで検査しても特に骨などに異常が見当たらなかったものが「寝違え」に該当されることが多くなっています。

 

画像検査以外での判断材料として

■ 腕の使い過ぎ(重たい買い物袋や荷物を長時間にわたり手で持っていた)

■ 同じ姿勢でパソコン、スマホなどをやりすぎた

■ 多量の飲酒や極度の疲労(寝返りがしづらくなるため)

■ 普段行わない運動を急激に行った

■ 急激な気温の下降

■ 普段から肩こりや猫背

 

寝違え前日やそれまでの間に上記のことが当てはまるようであれば、それが原因と考えられます。

 

また痛みを出させている原因として、

◆ 一部の筋肉が阻血(血流が悪くなる)状態になり、筋肉が固まってしまう。

◆ スポーツや過労などで過度に筋肉に負担がかかり痙攣している(こむら返り)

◆ 椎間関節と言われる首の骨の関節の炎症

 

これらが痛みを出させている原因と考えられています。

 

寝違えは、痛みが出てから数時間~数日で痛みは落ち着き、首も徐々に動かせるようになります。

 

ただ、首の痛みだけでなく、腕~指先への痺れが出てきたり、力が思うように入らないなどの症状が出てきた場合は、神経への負担や別の病態が考えられます。

 

その場合は、放置せずに必ず整形外科を受診しましょう。

 

たまに寝違えを起こしてしまう場合は、これらのことが考えられます。

ただ、頻繁に(多い人では1か月に1回)寝違えを起こす人もいます。

そんな方に共通しているのが「猫背」です。

 

2 猫背と寝違えの関係性

 

大辞泉によると、猫背とは、首をやや前に出し、を丸めた姿勢。また、そのようなからだつき。

との記載があります。

 

このような方は、肩こり、頭痛、目の疲れ、耳鳴り、めまい、腰痛、歩くと股関節が痛い、膝の痛み、外反母趾、野球肘・野球肩、不眠症、不安症、自律神経失調症など、さまざまな症状を引き起こす原因になりうるものが猫背だと考えられています。

 

実はこの猫背は寝違えにも大きく関わっています。

 

ポイントは、寝姿勢と寝返りです。

 

 

寝ている時の姿勢が悪いと首に必要以上の負担がかかります。

そのため、せっかく寝ているのに筋肉が休まらず、ダメージが蓄積されやすくなります。

その結果、寝違えを起こしやすくなると考えられます。

 

 

寝ている時も正しい姿勢で睡眠を取ることは非常に重要です。

 

ただ、寝ているときは意識がないので、なかなか自分では寝姿勢をキレイにするのはむずかしいですよね。

なので寝姿勢をよくするのには、普段の姿勢からキレイにする必要があります。

 

普段の姿勢がキレイになれば、寝ているときの姿勢も良くなります。

 

 

寝返りも同じ考え方です。

 

猫背の方は、正しい姿勢で寝られていないので寝返りの回数が少なくなると考えられます。

一般的に、一晩の寝返りの回数は20~30回、多い人では30~40回くらいと言われています。

寝返りをすることで、寝ている時に滞りやすい血流を良くしたり、筋肉を固めないようにしたり、体温調整をしたりと睡眠の質を高くするためには必要な動作です。

 

ただ、姿勢が悪い人は、この寝返りの数が少ない傾向にあります。

 

この寝姿勢の悪さと寝返りの回数の減少が猫背による寝違えの原因と考えています。

 

 

3 寝違えの対処法と予防法

 

~まず、寝違えを発症してしまったときの対象法について~

 

① 安静にする

痛みを確認する動作や無理に動かすのは症状を悪化させる原因になります。

 

② 痛みが強いケースは、整形外科で湿布や鎮痛剤を処方してもらう

初期の段階は炎症反応が強くでています、その場合は炎症止めのお薬などは有効とされているので、無理せず整形外科に受診しましょう

 

③ 基本的には患部を温めて、血流改善をする

患部の熱感や関節包の炎症が強い場合は、アイシングが有効になりますが、基本的には筋肉の血流障害と硬化が原因のなので、ホットタオルやお風呂、薬局で売られているお灸などで患部の血流改善を促しましょう。

 

④ 治療院にかかる

はり・灸は痛みの除痛に効果的と考えられています。無理に自分でマッサージをするのではなく、専門家に施術を託しましょう。

 

 

~次に予防法について~

 

猫背が原因による寝違えがとても多く診られます。

そのため、普段から猫背を予防するセルフケアをお伝えします。

 

1、 硬く丸めたバスタオル、もしくは座布団を用意しましょう。
※専用のストレッチ枕もあります。

     

 

2、 畳の上やカーペットなどの上で長座体前屈の姿勢で座り、ご自身で背中の丸みを確認します。
(ベッドの上だとスプリングがきいているので、ストレッチ効果が半減します)

 

3、 確認した場所、もしくは気になる部分に、丸めたタオルか座布団を当てて、仰向けに寝ます。

 

4、 さらに両手をバンザイの状態で身体を伸ばします。

 

5、 この状態で2分間キープしましょう

 

6、 終わったら、お尻を上げるか、横を向くかでゆっくりとクッションを取りましょう。

 

これを最低でも1日1回やりましょう。
さらに朝起きた時、お風呂上り、夜寝る前の3回行うとより効果が期待できます。

 

※このストレッチの注意点
◇ ぎっくり腰など急性な症状には適さない可能性が高いです。
◇ 腰を反らすと痛みが強くなる人は控えてください。
◇ 身体の硬い方は、丸めたタオルの高さを低くして、自分に合う高さにしましょう。
◇ バンザイしたまま朝まで寝てしまうと、かえって痛めてしまう可能性があるので、長くても5分までにしてください。
◇ その他、病院などで腰部疾患の診断を受けた方は、行う前は医師または専門家にご相談ください。

 

寝違えは急に起こる痛みですが、ほとんどの原因は「蓄積」です。

 

普段からの猫背・姿勢の意識と心身のケアを行えば、寝違えの発症リスクを下げることは十分可能です。

 

寝違えやすい方は、姿勢から治していきましょうね!

 

 

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