今回のブログのテーマは、東洋医学の中でも基本中の基本
” 陰陽 ” についてです。
” 陰陽 ” とは、世の中の存在する全てが、それだけ独立しているのではなく
『陰』と『陽』という対立した形で世界が出来上がっているという考えのもと生まれました。
そのため、世の中に存在する全てのものが”陰陽”に例えられているのです。
みなさんは、” 陰陽 ” と聞いたとき、何を思い浮かべますか?
このような図を思い浮かべますでしょうか?
この、白黒の勾玉のような形。
実は、ちゃんとした理由があるんです。
『陰』と『陽』は、はっきりと真ん中で分けられるものではなく、
陰に傾いているものもあれば、陽に傾いているものもあるということを
意味しています。
また、白勾玉・黒勾玉それぞれに、小さな丸がありますよね。
この小さな丸は、「100%はないよ」という考えを示しています。
白勾玉には、黒の丸が。黒勾玉には、白の丸が見られると思いますが、
これは、≪陽の中にも陰があって、陰の中にも陽がある≫というもの。
「100%陽!」「100%陰!」というものは無いということです。
こうして見てみると、このたった一つのマークにも深い意味が含まれているのが
分かりますね!
身近なもので、『陰』と『陽』を探してみると何が当てはまるでしょうか?
そうですね・・・例えば、
朝(陽)があれば、夜(陰)がある
夏(陽)があれば、冬(陰)がある
明(陽)があれば、暗(陰)がある
上(陽)があれば、下(陰)がある
男(陽)があれば、女(陰)がある
というように、見つけることが出来ます。
例えを挙げていくとなると、きりがないくらい出てくるのです!
『陰』と『陽』は、自然にバランスを取るように変化するものもあります。
例えば、夏が来た後には、秋を挟んで冬が来ますし、昼の後には必ず夜が来ますよね?
これを人間の身体に当てはめてみると・・・
*思い切り身体を動かして、汗をかいた ≪活動をしている=陽≫
↓
そのあと、ぐっすり眠れる ≪沈静=陰≫
*お風呂で温まりすぎる ≪温=陽≫
↓
毛穴が開いて、後々冷えやすくなる ≪冷=陰≫
などが挙げられます。
普段、何気なく生活している日々にも、” 陰陽 ” が関わっていることが分かりますね!
さて、それでは、この” 陰陽 ” と私達の身体との関係を見ていきましょう。
▼陰陽と身体の関係性
陰陽の関係は、人体にも深く関係しています。
例えば・・・
≪陽≫ ≪陰≫
・背中 と お腹
・外 と 内
・腑 と 臓
・熱 と 寒
・生 と 死
このようなものが挙げられます。
健康な時は、身体の中における『陰』と『陽』のバランスが、上手に保たれていて
陰陽どちらかが強くなりすぎたり、逆に弱くなったりすると、
陰陽のバランスが崩れてしまうのは想像できますか?
東洋医学の概念の1つとして、陰陽のバランスが崩れる=健康が損なわれる。ということなのです。
また、私たちの身体は、この”陰陽”の交流はもちろんのこと
それには、「気」という生命には欠かせないエネルギーがとても重要になります。
体内の陰陽を交流させて、循環し、生命活動を維持させているものが「気」です。
他にも、体内を巡っているものには、「血」「水」があります。
この「気・血・水」は、私達の身体にとって、とても大切な役割をしているのです。
こちらの詳しいお話は、また次回お話しさせていただきますね!
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