皆さんこんにちは!
出産後、多くのママが手首のしびれや痛みを感じることがあります。
その原因の一つが【手根管症候群】です。特に抱っこや授乳が増える時期に発症しやすく、家事や育児に支障をきたすことも少なくありません。
今回は、産後に手根管症候群が起こる原因と、鍼灸治療がどのように役立つのかを書いてこうと思います。
▼産後に手根管症候群が起こる原因
1.ホルモンバランスの変化
妊娠・出産を通して、女性の体はホルモンの影響を大きく受けます。特に、妊娠中に増える「リラキシン」というホルモンは、関節や靱帯を緩める作用があります。この影響で、手根管(手首にある神経や腱が通るトンネル)周辺の組織がむくみやすくなり、神経が圧迫されやすくなります。
2.育児による手首の駆使
産後は、赤ちゃんを抱っこする機会が急増します。特に、授乳や寝かしつけの際に長時間同じ姿勢をとることで、手首に負担がかかります。親指と手首を多用する動作が繰り返されることで、手根管内の腱が炎症を起こし、神経が圧迫されやすくなります。
3.産後の浮腫み
出産後は、妊娠中にため込んだ水分が急に排出される過程で、体内の水分バランスが乱れがちになります。その結果、手首周辺の組織が浮腫み、手根管内の圧力が上昇して神経が圧迫されることがあります。
4.自律神経の乱れ
産後のストレスや寝不足で自律神経のバランスが崩れると、血流が悪くなり筋肉の緊張や浮腫みが悪化します。これも手根管症候群を悪化させる要因の一つです。
▼鍼灸が有効な理由
1.血流を促進し神経の圧迫を軽減
手首や腕の緊張を和らげ、血流を改善することで、浮腫みを軽減し神経の圧迫を和らげることができます。
2.炎症を抑え痛みを軽減
鍼治療には、神経の興奮を抑え炎症を鎮める効果があります。前腕や手首周辺に刺激をすることで腱の炎症が緩和され痛みが和らぎます。
3.自律神経を整えホルモンバランスを調整
交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、産後のホルモンバランスの乱れを改善し、浮腫みや血行不良を軽減することができます。
☆鍼灸は副作用がほとんどなく、安心して受けられる治療法です。
痛みやしびれを我慢せず早めにケアを取り入れることが大切です。
当院では、産後のこのようなお悩みにも【子育て利用券】の使用が可能になります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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