〇ツボって何？〇

 

東洋医学の考えでは、全身を気（エネルギー）と血と津液（体液）が循環して

身体のバランスが保たれています。気血の通り道は、経絡（けいらく）と呼ばれ、経絡が交わるポイント、

いわば交差点が経穴（けいけつ）で、一般的には『ツボ』と呼ばれています。

 

ツボは全身に３６１個あると言われてます。大まかな場所は決まっていますが、

「絶対にここ」というものではないのです。

身体には個人差がありますし、同じ人でもその日の体調によってツボの位置が微妙に変化するからです。

自分で押してみて気持ち良くなる場所、響くような痛みを感じる場所を押してみて下さい。

 

 

 

〇代表的なツボ〇

 

合谷(ごうこく)

[位置]自分の甲を上に向け、親指と人差し指の骨が交わるところから

人差し指の方に向かって押していき痛みを感じる凹み。

[効果]花粉症、歯の痛み　など

 

 

 

足三里(あしさんり)

[位置]膝のお皿の外側にあるくぼみから、指４本分下。

[効果]胃腸の働きを助ける　など

 

三陰交(さんいんこう)

[位置]内くるぶしから指４本分上

[効果]生理痛、冷え　など

 

 

百会(ひゃくえ)

[位置]頭頂部の、左右の耳をつないだ線のちょうど真ん中あたり

[効果]頭痛、耳鳴、めまい、不眠、精神的なストレス　など

 

 

優しく、気持ちが良いなと感じる程度にツボを押してみましょう！！

 

 

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