国民病だとも思われる『肩こり』。
そのツラさはほとんどの方が経験した事があるのではないでしょうか。
実際2019年(令和元年)に厚生労働省が発表した「国民生活基礎調査の概況」によると女性で自覚症状を感じている中で1番多かった自覚症状が「肩こり」でした。
男性でも2番目に多かったのが肩こりでした。(1番目は腰痛)
しかし、それはあくまで自覚症状…
肩こりだと思っていた症状が、専門家がしっかり評価すると”ただの肩こりではなかった”というケースをよく診てきました。
その代表的な疾患が「胸郭出口症候群」です。
今回は、肩こりだと勘違いされやすい胸郭出口症候群について書いていきます。
斜角筋症候群、頚肋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群の総称になります。
胸郭出口症候群は、初期の段階で適切な処置・治療を行えば、良くなる疾患です。
胸郭出口症候群は、何が原因で出口部分に問題が起こるのか?
多くの原因は「筋肉の過緊張」です。
筋肉が過緊張を起こすことで肩周りや腕に行く神経や血管の圧迫により、症状を引き起こします。
この状態になると特徴的な症状として…
・首肩のコリ感
・腕全体のダルさ、痺れ感
・指先全体の冷え感、むくみ感
・腕を挙げていると、だんだん重たくなってくる
・仰向けで寝ていると鎖骨の下らへんかた腕にかけてツラくなってくる
また、症状が慢性化していくと、自律神経機能にも影響を出してしますため
◆ 腕や手の筋力低下
◆ 呼吸が浅くなる
◆ 不眠症
◆ 眩暈、耳鳴り、ふらつき感
◆ 食欲低下、胃腸障害
などを引き起こします。
どうしても、初期症状が単なる肩こりに似ているため、放置してしまう方や重要視しない方が多いのが現状です。
その為、胸郭出口症候群の方は、慢性化してからのご来院が多いです。
疾患や症状は積み重ねた期間だけ、治るまでに施術期間がかかってしまいます。
なので、患者さん自身も身体の症状や疾患に対して、知っておく必要があります。
次回は胸郭出口症候群のチェックリストを書いていきたいと思います。
ご自身の状態を確認してみて下さい。
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