ぶんのいち通信
BunnoichiTsushin

院長のひとりごと…「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」

2018.10.10

「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」

(ぶらり重兵衛の歴史探訪より引用)

ご存知、浪越徳治郎先生の名言で、鍼灸治療では外せないものです。


エッ…ご存知無い？？

ご存知無い方はウイキペディアで…。

テマエ世代には忘れられない方で
「天才・たけしの元気が出るテレビ！！」にも出てた大人気の指圧の先生でした。（エンペラー吉田とのコンビwww）


実は凄い先生でした。
（テマエもウイキペディアを読んで知りました）


…で、今回の独り言は腎経のツボ「湧泉」について。

「押せば命の泉湧く」とは正に「湧泉」の事を指しています。

足裏にあるツボで土ふまずのやや上で足の指を曲げたときに丁度窪むところです。

女性にとっては非常にありがたいツボで冷え、浮腫み、火照りなどを抑えてくれると共に腎経なので（東洋医学の腎経は生命力や精力をつかさどります）気力を充実させて元気にしてくれます。


テマエ勝手なイメージで言うと...

正経の中では唯一足裏にあるツボなので、ここを刺激する事で地の門を開き同時に頭のつむじにある「百会」を刺激して天の門を開けば天地の「気」を体内に取り込むことができて元気になれると信じています。

なので鍼灸治療の患者さんには必ず「湧泉」と「百会」に刺激を施します。

門の暗証番号が其々違うので開けるのに苦労していますが…。



皆さんもよかったらご両親の「湧泉」を押してあげてください…。


「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」ですから。