最近、肩を動かすと痛みを感じる。
前みたいに肩が挙がらなくなった。
こんな悩みを抱えている方いらっしゃいませんか?
ただ、「五十肩は放っておけば気づいた頃には治っているわよ」という話をしている人を耳にします。
今回は、五十肩に対しての正しい知識と行動について書いていきますね。
1 五十肩とは
その名の通りで、50歳前後の方がよくなる症状の為、五十肩と言われています。
40歳代の場合は四十肩なんて言ったりもしますね。
正式名は、肩関節周囲炎とされています。
そんな五十肩。
さまざまな説が提唱されているものの実は、その医学的定義は明確になっていません。
五十肩を発症した方で、整形外科を受診した時に、こんなことを言われて経験はありませんか?
「レントゲン上は特に骨に異常はないですね。」
「MRI上では、腱も大丈夫そうだし、石灰もたまっていないね。」
たぶん五十肩ですね。
たぶんって…
と思われる方も多いかもしれませんが、これが五十肩なのです。
日々、進歩し続ける診断技術に伴い、腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など、いくつかの疾患が診断できるようになってきました。
その為、画像上など特に問題点が診られず明らかな疾患を除外した結果、最後に残るのが,“いわゆる五十肩”という名で説明されるのが一般的になっています。
要するに現代の医学をもってしても、本当の五十肩の病態や原因は明確には説明できないのです。
ただ、五十肩にも諸説あります。
主な要因として、
■ 肩関節を動かしたり支えたりする腱の問題
■ 腱の動きをスムーズにさせる滑剤てきな役割をする組織の問題
■ 力こぶを作る筋肉が筋になる部分の問題
■ 肩関節を安定させる靭帯と筋肉の損傷、炎症
これらにより、肩を動かす組織が傷み、筋・靭帯が硬くなり、治りが遅くなったり、
痛みなどで関節を動かさなくなったりしていくうちに「五十肩」になると考えられています。
具体的な症状として、
・40~50歳代に発症する
・肩の違和感から始まり、日を増すごとに痛みを感じ始める
・痛みのピーク時は、安静にしていても夜寝ていても痛みを感じる
・痛みのピークを過ぎると、肩を動かす動作ができなくなる
(ばんざい、衣服の着脱、髪を結ぶ、腰に手を回す、横に腕を上げると肩の高さで止まるなど)
・痛みはまったく感じないが、肩だけ動かない
これらの状態になり、整形外科などで五十肩と診断されれば、ほぼ間違いなく四十肩・五十肩の可能性は高いと考えます。
こうなってくると治るまでの期間はかなり長いです。
我々の業界では、半年から2年はかかると言われています。
次回は、五十肩が治るまでのステップについて書いていきたいと思います。
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