皆さんこんにちは。
前回に引き続き夏バテについてです。今回は内臓が疲れるとなぜ夏バテが起こるのか書いていきます。
内臓が疲れるとなぜ夏バテを引き起こすのか?
夏バテの大部分を占めているのが身体の機能を正常に保つために必要な『栄養素の欠如』そして『免疫力の低下』
だと考えています。
この2つに大きく関わっている代表的な臓器が『小腸』です。
今回はこの小腸に注目してみます。
小腸には、たくさんの役割・機能があります。
その中でも代表的なものが、栄養素の吸収です。
~小腸で主に吸収されるもの~
・ 糖質
・タンパク質(アミノ酸)
・脂肪
・水
・電解質(Na+など)
・ビタミン
これらは、全て身体の細胞や組織、機能、活動などに必要な栄養素です。
つまり、小腸の活動が悪くなると、これらの栄養素を吸収できなくなります。
(正確には膵臓や胆嚢などから分泌される物質も吸収には必要にはなりますが、
長くなるので今回は割愛します)
なので、頭がボーッとしたり、むくみやすくなったり、ダルくなったりなどは、これら栄養素が足りなくなり、
脳や筋肉、血液などの環境を悪くしてしまうので、夏バテになりやすくなります。
また、小腸のもう1つ大事な役割が『免疫』です。
実は免疫システムの70%ほどが、腸に集中しています。
その理由は、飲食や呼吸などで体内に入ってきた細菌やウィルスが体内に1番侵入しやすい場所が小腸だからです。
なので、小腸はそんな外敵と戦うために免疫細胞を小腸に集めて身体を中から守ってくれています。
そのため、小腸の機能が落ちれば、外敵と戦ってくれる免疫細胞達も勢力を失い、侵入されやすくなります。
その結果、お腹を下したり、痛くなったり、風邪を引いたりなどの体調不良を引き起こしてしまうのです。
では、夏場になると何故、小腸(内臓など)の機能は低下しやすくなるのか?
一番の理由は、生活環境です。
・冷たいものを飲み過ぎる
・アルコール摂取が増える
・麺類などで食事を済ませがち
・暑いから湯船に浸からない
・冷房で身体を冷やしている
・寝不足
などなど…
これらのように生活習慣の乱れが原因で、内臓にストレスがかかり、本来の機能が働かなくなるので
夏バテになりやすくなるのです。
実は、夏バテの原因で一番見直したほうがいいことは自分自身だったりもするんですね。
そうは言っても夏バテになってしまう方もいますよね。
もし生活習慣・環境が変えられないのであれば、鍼灸の効果や作用を利用すると、夏バテ防止や
解消することもできるかも!
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