皆さん、こんにちは!
季節に関係なく鼻が詰まる、鼻水が喉に落ちる感じ(後鼻漏)がある、薬をやめるとすぐ戻る…。
実はその鼻炎、鼻だけの問題ではない可能性があります。
鼻の奥には「上咽頭(じょういんとう)」という場所があり、鼻と喉をつなぐ重要な部分です。
鼻炎が長く続くことで、この上咽頭に炎症が起こり、慢性上咽頭炎へと移行することがあります。
慢性上咽頭炎がやっかいなのは、喉の症状だけで終わらない点です。
上咽頭の近くには、迷走神経という自律神経が通っています。
この神経は、呼吸・胃腸・免疫・リラックスに関わる大切な神経です。
上咽頭の炎症が続くと迷走神経が刺激され、
・首肩こり
・頭痛やめまい
・胃腸の不調
・疲れが取れない
・眠りが浅い
といった全身症状が出ることがあります。
鼻炎があると口呼吸になりやすく、呼吸が浅くなります。
その結果、首・肩・胸まわりが常に緊張し、自律神経が乱れやすい状態に。
首肩凝りは、単なる筋肉の問題ではないことも多いのです。
鍼灸では、全身のバランスと自律神経を整えることを大切にしています。
・自律神経を整える全身治療
・首、肩、後頭部、顎まわりの緊張を緩める施術
・呼吸が深くなる身体づくり
こうしたアプローチにより、迷走神経が働きやすい環境を整えていきます。
鼻炎は「体質だから仕方ない」と思われがちですが、その背景に慢性上咽頭炎や自律神経の乱れが隠れていることもあります。
鼻だけでなく、身体全体から整えるという視点が、長引く不調改善のヒントになるかもしれません。