朝目覚めて起きようとすると、首に激痛が…?? これって「寝違い」?…アレ…「寝違え」?…どっちだっけ? テマエが思うに「寝違い」は名詞的で「寝違え」は後ろに「~た」がついて動詞的な感じなんですが…。 例えば方言的な感じで箱根より西が「寝違え」で東が「寝違い」とか…。 まぁどちらでも…って事で、「寝違い」でいかせてもらいます。 そもそも「寝違い」とは? 首の周囲の靭帯や筋肉などの急性炎症の総称です。 「急性疼痛性頚部拘縮」と呼ばれることもあります。 睡眠時の不自然な姿勢、過労、泥酔状態で長時間の睡眠、などで 寝返りを殆ど打てなかったりすると、首に不自然な圧力がかかり 周りの靭帯や筋肉が炎症をおこすことになります。 頚椎の運動制限を伴う場合が多く、頭痛や背中の痛み、 圧痛部やシコリを伴う場合もあります。 こういう時テマエはよく怖い夢をみてました…。 誰かから逃げるんだけど全然走れなかったり、 何故か狭い箱に閉じ込められて身動きとれなかったり、 ローマの格闘場みたいなところで竜と闘わされたりして…。 これ全部、目覚めたときは寝違ってました(汗) 多分脳が「このままだと寝違える??」って警告をだしてるんだと思います。 脳って凄いですね…。 でも、起きないのも脳の責任なんで…。 でも首の痛みを感じているのは脳自身なんで…。 やっぱり脳って凄い(茂木センセ~イ)って、脳の話はまた今度。「寝違い」でした…。 「寝違い」の辛いところは首の痛みもさる事ながら、あまり回りの友達などから 心配されないことでしょうか。 辛くて相談しても、心配して彼氏が駆けつけてくれる…とか、 上司が「寝違いだから今日は家で安静にしていなさい…」なんて言う事もない訳で。 どちらかというと、「○○ちゃんぽいね~(笑)」とか「超ウケるんですけど~(笑)」で終わっちゃいます。 まぁ、本人としても「寝違い」で仕事は休めないし、取り敢えず冷やして (まず患部を冷やすのは正解です)軽く揉んで(間違いです。初期はマッサージ禁止) 2~3日すれば治るはず(程度によります)と楽観的になりがちです しかし「寝違い」も2週間以上痛みが続いたり、慢性的にかかったりするようであれば何か他の 病気のサインかもしれません。手足に痺れがあったり、動きに不自然な感じがあれば整形外科を受診しましょうね。 さて…「寝違い」に効くツボですが、「枕から落ちる」と書いて 「落枕(ラクチン)」。まさしく「寝違い」の為のツボって感じで、即効穴で有名です。 「落枕」は手の甲にあって、人差し指と中指の股から手首側に少し戻ったところにある凹んだところ。 基本的に首の右側や右肩が痛む場合には左の落枕を刺激してください。 左側の場合は右の落枕を。首の後ろ側が痛む場合は、刺激して響きがある方で。 「落枕」をちょっと強めに押しながら優しく首を回してみてください。段々と首が動くようになっ て痛みも和らいでくるはずです。 首の痛みが手を刺激する事で和らいでくる…というのは何とも不思議な感じですが、東洋医学の面白さでもあります。 因みに「落枕」のもっと手首よりには腰痛に効くツボもあります。 「腰痛点」というツボなんですが(そのまんまかい????)、ここも結構いい感じのツボです。 また何かで紹介したいと思います。 先にお伝えした通り「寝違い」は他の病気のサインの場合もあります。 慢性的な「寝違い」や痛みが長く続くような時はお医者さんに相談しましょう。
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