院長のひとりごと…「生理中につき本日の営業は中止します」 | 【はりきゅう治療院 ぶんのいち経堂】美容鍼灸、婦人科系疾患、産後の骨盤矯正、猫背矯正は経堂駅から徒歩1分。各専門家のいる治療院へ
  • 診療(受付)時間:平日9:00~19:00 土曜10:00~18:00
    ※第1水曜日13時最終受付 休診日:日・祝
  • TEL:03-3706-8917
鍼灸院の口コミサイト「しんきゅうコンパス」

はり・きゅう治療院 ぶんのいち 経堂

tel:03-3706-8917
診療(受付)時間
  • お問い合わせ
  • よくあるご質問
ネット予約はこちら
tel:03-3706-8917

ぶんのいち通信
BunnoichiTsushin

院長のひとりごと…「生理中につき本日の営業は中止します」

2018.09.11

◇「生理中につき本日の営業は中止します」◇

…なんていう貼り紙はみたことは無いけれど、
貼ってみたいと多くの女性が思っているのでは…。

…と、いうわけで今回の独り言は生理痛です。

女性の身体はエストロゲンとプロゲステロンという二つの女性ホルモンによって
コントロールされています。

エストロゲンは主に卵胞から分泌され妊娠時には胎盤でも造られる。
雌性生殖器官、とくに輸卵管、子宮、膣などの発達に密接に関係し、
哺乳類では発情を誘起させる。(コトバンクより)

プロゲステロンは最も主要な黄体ホルモン。主として卵巣の黄体や胎盤より分泌され、妊娠を維
持する作用がある。無月経、切迫性および習慣性流早産などの治療に利用される。(コトバンク
より)

要はこの二つのホルモンによって人間の生殖は支配され続けているといっても過言じゃないとい
うことです。
多分、人が人として存在する前からずーっとなんでしょうね。

…で、それと同じぐらい生理痛も昔からあるという事なんでしょうか…。


なんか壮大な話…。

現代では生理痛の原因はほぼプロスタグランジンという物質によるものだと解明されてます。

プロスタグランジンは子宮内膜から分泌されるホルモンに似た物質で子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を果たします。
また子宮内の神経を痛みに敏感にさせる作用もあります。

このプロスタグランジンの量が多過ぎると収縮が強くなって痛みが発生します。
また血管収縮の作用もあるので(拡張作用も併せて持っています)腰痛や怠さ、冷えが酷くなります。
さらに胃腸の働きにも影響を与え吐き気や下痢の原因にも…。

今も昔もプロスタグランジン…NO サンキュー…って思います。

でもNOサンキューじゃないんです。

大事な物質なんです。

作用としては、血圧降下、気管支収縮、子宮収縮、血管の収縮または拡張、血小板凝集の誘起または阻害、免疫抑制、利尿、睡眠誘導など各種それぞれに異なる生理作用は極めて多岐にわたり、
降圧剤、抗喘息剤、抗潰瘍剤、陣痛促進剤、血管系疾患に対する治療、予防に使用されている。(コトバンクより)

要するに、人体にとって凄く大切な物質なんです。

因みにプロスタグランジン(以下PG)は生体内のあらゆるところで産生されるんですが、1930年に精液中の子宮収縮物質として発見されたそうです。

まさに人体の神秘です…。

そんなPG君は生理の前半に活発に分泌されます。

なので、PMSや生理後半の重だるい感じには余り関与してないようです。とは言え、PG君のお陰で殆どの女性が辛い思いをしているのは事実です。

…ん?あれ…事実は事実だけど…。

PG君は(基本的には)全ての女性に分泌されているのに生理痛が無い女性がいるのはおかしくない?…って、思いません??

実は生理痛のある女性では子宮内膜や経血に含まれるPG君の量が生理痛のない女性より多いことがわかっています。

実際はPG君に問題がある訳ではなく分泌される量に問題があるようです。

またPG君はストレスや冷えが原因で分泌量が増えるといわれてます。前にも書きましたが、お腹の冷えはそのまま子宮の冷えとなります。

その冷えがPG君の分泌量を増やしツライ生理痛を引き起こす一つの要因となっているのです。

冷えは万病のもと

病気じゃないけど、生理痛も例外じゃないんです。

だからあるんです…!!

女子の最強冷え症対策グッズ…「毛糸のパンツ」が!!

まさに腹巻きと双璧をなす冷え症対策グッズ。

冷え症対策の元祖と本家。

野球でいえば王と長嶋。

焼きそばでいえばUFOとペヤング。

生理痛対策で愛用されている方は多いと思います。
また最近は一人女性の部屋着としても市民権を得ているようなので、まだの方は是非一度着用してみてはいかかでしょう。

そして今回おススメする生理痛に効果が期待できるツボは、

「三陰交」です。

脾経という経絡(ツボが並んだ道)の中にあるツボの一つで月経を調整する効果が期待できます。

場所はスネの内側で内くるぶしから自分の指4本分上がったところで骨(脛骨)のきわです(左右にあります)。


押すと響く感じがあります。ここを5秒程心地よく感じる程度の力で押してみたり、市販のお灸
で温めてみてください。


そしてもう一つおススメのツボです。

「次髎(じりょう)」。

膀胱経という経絡の中にあるツボの一つでここも月経を調整する効果が期待できるツボです。

場所はお尻の仙骨という骨にある穴(仙骨孔)の上から二つ目です。


パートナーがいる方はここを市販のお灸で温めてもらいましょう。

「私は一人で生きてますけど…何か?」という方は、骨盤の前にある腰骨(出っ張った骨)に人差し指をあてると丁度親指が次髎にいくので少しだけ強めに押してみてください。

良い効果が出る事を期待しましょう。

「生理痛はあって当たり前…。」なんてことはないです。

毛糸のパンツと鍼灸の刺激で毎月のツライから解放されましょう。

-------------------------------------------

9月限定! 夏の紫外線などでダメージを受けたお肌を細胞ごとキレイに再生させる美容鍼

『モチプル美肌コース』施術受付中です!

 

※詳しくはこちらをご覧ください!

 

9月29日(土)までの期間限定施術です。

-----------------------------

 

受付時間
平日 10:00~19:00
土曜 10:00~18:00
休診 日・祝 第1水曜日13時最終受付

TEL/FAX 03‐3706‐8917

〒156-0052
東京都世田谷区経堂1‐18‐11 山田ビル1F

 

24時間ネット予約ができます!

 

 

 

当院の院長

ミスターちん公式ブログ

https://ameblo.jp/mister-chin/


 

当院インスタグラム
https://www.instagram.com/bunno1.kyodo/?hl=ja

ぶんのいち経堂鍼灸治療院|小田急線「経堂」駅徒歩1分の鍼灸治療院
〒156-0052
 東京都世田谷区経堂1-18-11 山田ビル1F
TEL:03-3706-8917
(ミンナナオロウ!ハリキュウイイナ!)
ネット予約はこちら
PAGE TOP
鍼灸院の口コミサイト「しんきゅうコンパス」