皆さん、こんにちは！

妊娠後期に逆子(骨盤位)と診断されると、帝王切開になる可能性が高くなります。

「できれば自然分娩したい」と考えるママにとって、逆子を治す方法は気になるところですよね。

そこで注目されているのが【お灸】です。

「お灸をすると逆子が治るらしい」と聞いたことがある方も多いと思います。今回は、お灸で逆子が改善が期待できる理由やメカニズムを書いていきたい思います。

１．お灸で逆子が治るって本当？

結論から言うと、お灸には逆子を改善する効果が期待できると言う研究結果がいくつもあります。

お灸で逆子を治す方法は、東洋医学で「至陰(しいん)」というツボにお灸をするというもの。

このツボは足の小指の外側の爪の生え際にあります。

２．逆子にお灸が効くメカニズム

お灸の熱刺激によって、以下のような作用があると考えられています。

〇自律神経の調整
お灸をするとリラックス効果があり、副交感神経が優位になり、これにより子宮の緊張が和らぎ赤ちゃんが回転しやすい環境が整うと考えられています。

〇血流促進
お灸による温熱刺激は、骨盤内の血流を改善し子宮や胎盤への血流が増加。これにより赤ちゃんが動きやすくなります。

３．逆子のお灸はいつから始めるべき？

一般的に、妊娠28週～32週頃が良いとされています。

特に32週～35週は、逆子が自然に戻る可能性がまだ高いため、お灸を試す絶好のタイミングです。

ただし、36週を超えると赤ちゃんの回転スペースが狭くなるため、効果が出にくくなる可能性があります。

※逆子治しのお灸を試す際の注意点

・医師や助産師と相談してから始める

・妊娠後期(36週以降)は効果が出にくい

・早産のリスクがある人は控える

お灸は安全な方法ですが、体調に不安がある場合は無理せず相談してください。

また、当院ではこのような妊娠中のお悩みにも【せたがや子育て利用券】を使って施術を受けることが可能です。

お気軽にお問い合わせください。