「あれ?生理来るの早いな…」「あれ?生理が来ない…」など
生理周期の異常に悩まれている方は多いのではないでしょうか?
今回は、生理周期異常の中でも生理が早まってしまうのはなぜなのか書いていきたいと思います。
●正常な生理(月経)周期について
月経周期は、月経開始日より起算して、次回の月経開始前日までをいいます。
月経周期の日数は、25~38日の間であり、
その変動が6日以内であることが正常とされており
子宮や卵巣の変化のサイクルが月経周期として現れます。
※月経周期異常
・頻発月経(ひんはつ)
→24日以内で発来する月経
・稀発月経(きはつ)
→39日以上3カ月未満で発来する月経
●黄体機能不全とは
黄体機能不全は、黄体ホルモン(プロゲステロン)、卵胞ホルモン(エストロゲン)の
作用不足により、子宮内膜の発育異常が起こることです。
黄体期が短縮し、月経周期に異常をきたすので、月経不順として自覚されることもあります。
また、子宮内膜が維持しきれないことから、着床困難・妊娠維持の障害により
不妊に繋がってしまいます。
▽主な原因
1.卵胞発育や排卵後の黄体への変化が上手く出来ないため
十分な量の黄体ホルモンが分泌できない。
2.脳下垂体からのFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)の分泌が不十分。
3. 卵巣に問題があり、FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)に正常に反応するが、
卵胞の発育・排卵ができない。
4.黄体ホルモンは、十分に分泌されていても
子宮内膜との感受性が悪いと着床できない。
●病態
□基礎体温の異常
・高温期が短い
・高温期と低温期の差がない
・高温期の途中で低温へ落ち込む
□月経周期
・黄体の寿命が短くなるため、黄体期が短縮する。
また、月経周期も短縮するため頻発月経を示すことがある。
ご自分の生理周期、遅れているのか・早まっているのか分からない方は
基礎体温を測って自分の生理周期は正常なのか把握しておくことが大切です。
「周りの人も生理不順だから別に気にしなくていいかな」
「病院に行く程でもない」
ではなく、少しでも生理不順だなと感じていたり、生理に対して違和感・異常を感じたら
婦人科(レディースクリニック)に足を運んでみてください。
また、鍼灸治療も効果が認められていますので
体質改善も兼ねて一度鍼灸治療を受けてみるのもいいですね。
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