早い梅雨明けで水不足が心配になりますが、身体の水分不足も心配になる季節の到来です。今年 の夏は「酷暑」。 皆さん、熱中症にはくれぐれもご注意を…。 テマエの子供の頃(約40~50年前)、熱中症などと言う言葉は聞いたことはなく夏に頭がボーと して気分が悪くなったら全部‘ニッシャビョウ‘ってなってました。 朝礼で校長先生の話が長くて倒れた時も‘ニッシャビョウ‘。 夏の運動会でお弁当を食べたあと、気分が悪くなって吐いた時も食中毒じゃなく‘ニッシャビョ ウ’。 「ニッシャビョウ」。漢字にすると「日射病」。 日射病とは…。 強い直射日光に長時間当たることで発生する病気。大量の汗をかいて脱水症状と なり、体温調節中枢の機能が低下し、倦怠、悪心、頭痛、目眩、意識障害、痙攣 などの症状がでる。と言うことらしいです。 似た言葉で「熱射病」もありました。 屋内外を問わず高温多湿な環境下で長時間いたり、作業をした時におこる病気。 体温調節機能が破綻する事で、倦怠、頭痛、目眩、意識障害を伴う。 汗が出ず40度以上の高体温となって生命に関わることもある。 どちらも重症化すると生命に関わる病気ですが、当時はその知識も意識もほとんど無かったと思 います。 とにかく帽子を被っていればよかった時代。 阪神の帽子を被っていれば、日射病からも回りの虎キチのおっちゃんからも守られていた時代で した。 そんな帽子万能時代には無かった言葉が「熱中症」です。 熱中症とは…。 暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称。 本質的には脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で表面的な症状と して主なものは、目眩、湿疹、頭痛、吐き気、強い眠気、 気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗がでなくなる)など がある。また、熱中症が原因で死亡することもある。 現に毎年高齢者の方や乳幼児、小児が熱中症が原因で死亡したというニュースを目にします。 テマエ勝手な感じだと、現代と40~50年前の夏の暑さって全然違って感じます。 テマエの子供時代の夏の暑さというのは、現代みたいなMUSHI??2、MOA??2な感じではなく、空気 は悪かったけど(光化学スモッグ)もっと流れてたような…。もっと今よりカラッとしてたと思 います。蒸し暑かったけど、今みたいにどこに行ってもMUSHI??2、MOA??2な感じではなかったで す。 そう言えば「日射病」同様「光化学スモッグ」も聞かなくなりましたね…。 今のような熱帯夜も無かったです(言葉自体は昔からあったらしい)。 家屋の機密性も今程高くなかったので、いい具合に風が吹き込んで (窓も開けっ放しだったな~)今程寝苦しさは感じなかったです。ましてやクーラーなんて…。 …などと、オッサンの昔は良かったな話を披露してる場合ではなくて。 今年の夏はかなり暑くなるそうです。 皆さん、夜はちゃんと熱帯夜対策しましょうね。 そして、熱中症対策も。 対策の一つとしてツボも活用してみてください。 熱中症予防に効果があるツボは「水溝(すいこう)」です。 「水溝」は督脈という経絡にある経穴で、効能は意識をハッキリさせて脳の機能を正常に回復す る。体内の熱を冷ます。内風を鎮める。などです。 暑さで頭がボーっとしてきたら、まずは涼しい場所に避難して身体を休める。水分補給。「水溝」 を軽く5秒押して5秒休めてを数回繰り返してみてください。 暑い夏を様々な対策で元気に乗り切りましょう。 (注)意識障害や身体のひきつけ、水分補給ができないなどの重度の熱中症にかかったときはす ぐ医療機関を受診しましょう。 -----------------------------
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